どうするスノー業界

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ウインタービジネスに携わる人間として受け入れたくはないワードではありますが、暖冬と聞き連想されるキーワードは暖冬対策、積雪量の確保、天候予測、人工降雪機など様々なことが連想されるのではないでしょうか。

その中でも暖冬対策については様々な手法が取られています。


目指すのは暖冬に負けないゲレンデです。

最近よく耳にする「SDGs」という言葉をご存じでしょうか?
Sustainable Development Goasの頭文字をつなぎ合わせたものです。日本語にすると「持続可能な開発目標」になります。
全世界が2030年までに達成すべき目標です。

スキー場でもSDGsに貢献している活動がある!

COs排気量を押さえる取り組み
CO2排出量ゼロで再生可能エネルギー100%の電気で動かす地球にやさしいリフト、照明のLED化、リフト搬器(椅子部分)、スキー板などの廃材を使ってDIYでリノベーションを実施するなど、環境負荷を低くする運営へと転換が進められています。


テクノロジー磁術「陸の豊かさを守ろう」
最近ではICリフトチケットが多くのスキー場へ取り入れられています。
ICチケット化により今まで大量に破棄されてきたリフト券(紙)がチャージ方式に変わったことで何度も再利用ができる大変エコな取り組みです。


スポーツとしてのスキー・スノーボード「すべての人に健康と福祉を」
スキー・スノーボード=レジャーのイメージがあると思いますが、一方では「スキー・スノーボード=スポーツ」です。
全身を使い汗をかく爽快なスポーツです。
参入のハードルが高いと言われているウインタースポーツですが、リクルート(じゃらん)と各リゾートが共同プロジェクトとしておこなっている「雪まじ!19〜SNOW MAGIC〜」など19歳を対象とした何度でもリフト券無料(提携リゾート)などの取り組みはウインタースポーツに興味を持って頂く、チャレンジして頂く取り組みとしては最高です。


そして私達にも大切な使命、できることがあります。
各リゾートだけが努力する!ではなく未来までスキー・スノーボードを楽しむためにも大切なことです。
普段の生活でCO2排出量をできるだけ増やさないように省エネを心掛けること、そしてリゾートへ向かう際になるべく友人同士や家族同士でカープール(相乗り) をして、車によるCO2排出量を減らすこと、リゾートルールに従ったゴミの分別、処理(ポイ捨てNG)など、またリゾートのコミニュティーへ参加し情報を拾い上げることを心がける、伝えていくことが私達にもできることだと考えます。

雪不足への対応として欠かすことが出来ない絶対的存在!

「エルニーニョ現象」「ゲレンデに雪が降らない」といったニュースを目にすることが増えました。
これはスキー・スノーボードが好きな人にとっては大問題ですが、スノーマシンなどの設備によって人工雪を造れるリゾートでは安定して雪を供給できるので、雪がないから滑りに行けないなんてこともありません。

人工雪には2種類の機械(作り方)があります。

・人工降雪機(スノーマシン)
・人工造雪機

人工降雪機は大気中の空気を圧縮させることでマイナス40℃の環境を作り、そこに水をかけることで雪を降らせます。

もうひとつが人工造雪機で造られる人工雪で、こちらは製氷機でつくられた氷を細かく砕いてゲレンデに撒いて積雪状態にします。一般的にスノーマシンは気温が低くないと雪を作れず、造雪機は気温に関係なく雪を作れるとされています。

スノーマシンや人工降雪機は年々進化しており、最新の設備であれば天然雪に近い感覚で楽しめます。

ここ数年リゾートでは展望テラス、キャンプ場、ドッグラン、地形・自然を生かした体験型アクティビティの導入などによりウインターシーズンだけでなくグリーンシーズンにおいても誘客を目指して営業を行うスキー場が増えています。 

体験型ではジップライン、バギー、マウンテンバイクなど。
一年を通してウインターシーズン、グリーンシーズンを営業するに当たって重要な視点が様々とあります。

その中でも「人材の雇用(地元)・育成」です。

リゾートの営業を継続する為には欠かせない大切なことですし、人材の知識やスキルがお客様へ最高のサービスを提供する事へと繋がっていくからです。

通年を通して山を知る、四季を通して様々な人と出会うことはとても大切な事だと感じます。

私達のスクールはウインター業界の進化と共に力を合わせ歩んで参りました。
技術の進化、道具の進化もさることながら、私達の目標・私達の行動指針・私達のサービスなどに取り組み育て上げてきました。

視野を広げると経済不況、少子化問題、温暖化など様々な問題が目の前に立ちはだかりますが、一歩一歩目の前にある問題に向き合いウインター業界全体が更に盛り上がるよう協力し私達も前進を続けてまいります。

一人でも多くのスノーボーダーを増やす、楽しさをお伝えする、自身の成長へと繋げることなど、スノーボードを通して沢山の出会いや学びをお伝えできればと思います。


<私達の目標>

私達は、私達に関わったすべての人がスノーボードの楽しさを知る事を目的とし、それぞれが成長し続けることが目標です。

 

<私達の行動指針>

私達は、業界の一員であることを自覚し、主体性を発揮し責任のある行動に努めます。
私達は、お客様や仲間の気持ちを先読みし、常に妥協のないサービスに努めます。
私達は、山を愛し、ボードを愛し、仲間達との相互理解において人間的にも技術的にも日々成長に努めます。

 

サービスの3­Steps

ファーストコンタクトを大切にし、心のこもったご挨拶に始まり、お客様を名前でお呼びするように心がけます。
変化する状況とお客様のニーズを先読みし、サプライズのあるストーリーでお客様の感情に働きかけます。
成功をハイタッチで祝福し、お客様の名前をそえて雪山での再開を誓い心のこもったお見送りを致します。


スノーボードが大好きなあなたへ

あなたの「大好き」を仕事にしてみませんか? 私達はあなたのスノーライフを応援します。

JAPAN SNOWBOARD ACADEMYはダイナランド、高鷲スノーパーク、スキージャム勝山、ニセコ東急グラン・ヒラフを始め、全国に展開する国内最大規模のスノーボードスクールです。我々のスクールポリシーである、1クラス4名までの「完全少人数制レッスン」を軸に「妥協ないサービス」でゲストの成功体験をお手伝します。

 

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